おはようございます。
緊急事態延長は予定とおり20日を以て解除され、まん防止へ移行します(沖縄を除く)。
ワクチン接種も当初の予想を超えて急速に進んでいるようです。
それはそれとして、引き続き、各自ができることをやっていきましょう。
貴方の行動は貴方だけの問題ではないのですから。
TOKYO 2020開催まで31日。
余計な肩書が取れて、その発言に制約がなくなったからでしょうか、高橋洋一氏の記事、意気軒高です。
否、勝鬨にちかい感触すらあります。
でも、です・・・、
<目次>
・一体、高橋洋一氏は何者なのか
・尤も、それに対する枝野立民党もね
・お断り
一体、高橋洋一氏は何者なのか
定点観測で考察するのは次の記事です。
内容について云々しません。
その居丈高な物言いについて取り上げます。
長年の国家公務員としての感である。
筆者は、本コラムで「青木の法則」に何度も言及し、総選挙の予測などにも使ってきた。
実際、日本政府はファイザー社と水面下で交渉したのだろう。その仕上げは、4月15-18日の菅首相の訪米だ。ファイザー社との確約を菅首相自らが行った。*1
かつて感染症の数理モデル研究者であった筆者から、最近の政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会についてコメントしておきたい。
筆者であれば、予測を当てることを優先する。
・・・(略)・・・。
政治の中で、専門家に求められているのは、将来の予測ができることだ。未知の現象で先が読めない中、専門家に頼るのは先を読むことなので、予測を外したり結果を後講釈するだけなら専門家は不要といわれてしまう。
新規感染者数と菅政権内閣支持率は、相関係数▲0.85と高い(逆)相関がある。つまり、新規感染者数を減らすと内閣支持率が高まり、増えると内閣支持率が低くなるわけだ。
天命にまかすのだろう。(強調、唯井)
たった1つの記事で、高橋氏は幾つの身にやつしているのでしょう。
さらに賎しくも経済学者と称している方が、”青木の法則”を持ち出す。
数理モデルとしてどうのこうのと言わなければ、当たるのであればそれで良いと身も蓋もない予想屋と言うのであれば、それはそれでまぁそうでしょうとしか言いようがありませんが。
何時か書いていましたが、自らを”予想屋”と称してましたね。
そうかと思うと、”かつて感染症の数理モデル研究者であった”などと、どのような業績があったのかおよそ不明の、何時の時代のことかも分からない話を持ち出されてもね・・・。
”新規感染者数を減らすと内閣支持率が高まり、増えると内閣支持率が低くなるわけだ”とは、わざわざ相関係数などという面倒くさい計算をするまでもなく、このご時世、コロナ感染の終息を願っている国民の気持ちは一つ、要するに”当たり前”、”自明なこと”ではないですか。
そして、極めつけは”天命”だそうです。
※ ここまで書かれると、予想ではなく、予言に近いのでは!
尤も、それに対する枝野立民党もね
なにやら、来る衆院選で立民党を勝たせて政権を委譲して貰えば来年度の国会に消費税減税法案を出しますと“公約”したとか。
はて、つい最近『枝野ビジョン』を上梓し、その手を封印したはずでは???
どうも、この人、著しく自分の置かれた状況を認識していないようです。
それは、誰あろう、あの小沢一郎氏に踊らされているとしか考えられませんが、その小沢氏はもう政治家としては遥か過去の人ではないでしょうか。
そんな”幻影”に背中を押されてもどうにもなりませんよ、って。
お断り
私は、この大乱世で菅義偉首相はよくやっていると評価していますよ。
※ 些か説明不足気味ですけど。
とは言え、この状況を上手く説明するのも困難でしょうが。
だから、高橋洋一氏を俎上に載せて揶揄しましたが、それは菅義偉首相、その内閣にケチをつける意図ではありませんので誤解しないでくださいませ。
*1.これは高橋氏の推察です。
根拠はありません。
また、仮にそうであっても出遅れていたワクチン供給の状況からすれば、どのような
条件で”確約”を取り付けたか(例えば、高く売られたとか)も心配です。
手放しの手柄と言えるかどうかは微妙でしょう。
それらに付け加えれば、未だに国産ワクチン開発の目途が立っていないこと。
これも捉えようによっては、かなり深刻な問題ですよね。
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